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【お正月決定版】おせちの選び方完全解説！新年の準備はこれでバッチリ

On 2023年12月16日 by luckylife

おせちは現在もお正月に食べる定番料理としてよく知られていますが
ルーツは奈良時代に遡ると言われています。
おせちへの理解を深めるために、ここではおせちの歴史と食の意味を紹介します。
語り継がれる伝統料理の意味を知らないで食べている方も多いのではないでしょうか？
実際に意味を知ってからおせち料理を目の前にすると
全然違う気持ちで向き合えると思いますので
この記事を読んで参考にして頂ければ幸いです。

伝統的なおせち料理の種類

伝統的なおせちは「祝い肴」「口取り」「焼き物」「酢の物」「煮物」の5つから構成されていて
おめでたい意味が込められた料理が取り入れられています。
ここではおせち料理の種類と、それぞれの代表的な料理を紹介します。
それぞれに料理の意味や願いが込められた上で重箱の中に添えられているので
この意味を知りながら食べるといい年を迎えれるかもしれないですね。

祝い肴

祝い肴はお祝いの席でお酒と一緒にいただく料理のことです。
おせちでの祝い肴は一般的に3種類の料理で構成されることから
「祝い肴三種」や「三つ肴（みつざかな）」と呼ばれています。
関東と関西では選ばれる料理が異なるものの
どれも子孫繁栄、不老長寿、豊作などの意味が込められているようです。

主な料理：数の子、黒豆、田作り（関東）、たたきごぼう（関西）

新しい年を迎えたありがたい日に。
お祝いをして場を盛り上げる為の料理ですね。
地域によってさまざまではあるけど「祝う」という所では
一緒の考え方になりますね。

口取り

口取りも祝い肴と同じく酒の肴になる料理のことで
「口取り肴（くちとりざかな）」と呼ばれることもあります。
海の幸と山の幸の両方を使用していることが特徴で
かまぼこや伊達巻などのおせちを代表する料理も口取りに含まれています。

主な料理：かまぼこ、栗きんとん、昆布巻、伊達巻

海や山の自然の恵みを祝し日々に感謝の意味を込めて
料理でその年のありがたさを感じる事も大事ですよね。
全てが当たり前ではなく、感謝を込めての意味ですね。

焼き物

日本料理の焼き物とは、魚を炭火で焼いた料理を指しています。
おせちに取り入れられる焼き物は、鯛・ブリ・エビなどの
おめでたい意味を持った魚が取り入れられることが多いようです。

主な料理：鯛の塩焼き、ブリの照り焼き、エビのつや煮

鯛は、祝い事には定番ですよね。
願掛けの意味も含めて食すことで願う、風習は昔から変わりません。
また、美味しい食べ物だからこそ選択されているのもあります。
先人たちがチョイスし選んだ食材だからこその良さと
今も受け継がれる意志を感じると何か実感できる気持ちにも
強みが増しますね。

酢の物

野菜や魚肉などを酢に浸して作った料理です。
おせちの酢の物はおめでたいモチーフを模したものが多く
赤色や黄色などの鮮やかな色合いでおせちの豪華な雰囲気に華を添えています。

主な料理：なます、かぶ、コハダの粟漬け、チョロギ

どんな事やものでも彩りというのはあるもので
状況や祝う事柄によっても千差万別です。
華を添えるものというのは必ずあって
その場に勢いを華やかさをつける大事な役割です。
決してメインではなくともなくてはならないものでもあるんです。
深いですよね。

煮物

山の幸である根菜を使った煮物です。
おせちの煮物は、たくさんの根菜を鶏肉と一緒に煮込んだ
「筑前煮」や、根菜のみの「煮しめ」が代表的です。
さらに、野菜単品を飾り切りにして、彩りとして添えられることもあります。

主な料理：れんこん、にんじん、里芋・八つ頭、たけのこ、ごぼう、くわい、ゆり根、こんにゃく

山の恵みを食す。
昔から「美味しいものは山から」、とはよく言ったもので
おせちを彩るものには欠かせないものなのです。
恵みに感謝し重箱の中に入れる事でその年の恵みの感謝を
表しているという事なんですね。

おせちを購入する場合の年末年始のスケジュール例

Webや百貨店でおせちを購入する場合、いつから準備したら良いのでしょうか？
ここでは、年越しそばやお雑煮なども含めて、年末年始のごちそうを用意する一般的なスケジュールを紹介します。
年末は何かと後回しにして事やバタバタしてしまうもので
準備期間というのはあまり意識していない方が多いのです。
その中で参考程度にせっかくのお正月の楽しみ方として
みて頂ければ幸いです。

【11月中旬】おせちを注文する

おせちの販売期限は、それぞれのECサイトや百貨店などによって異なります。
しかし、人気のおせちは11月中旬頃には予約を締め切ってしまうケースもあるようです。
好みに合ったおせちを頼むためにも、11月初旬~中旬ごろまでを目安に注文するのがおすすめです。
締め切る前に予約完了終わらせたいところですね。

【12月29日まで】元日に向けた買い出し

祝箸やお屠蘇、おもち、年越しそばやお雑煮の材料などの買い出しは
29日ごろまでに済ませておくのが理想です。
※年末のスーパーは特に値段UPやセールはあまりないので始まるあたりを目安に行く方が
割とお財布には優しいと思います。また、年始以降は値段が安くなるので
割と高かったものが購入しやすくなります。
冷蔵庫におせちを入れるためのスペースを空けるために
30日から年越しそばやお雑煮の準備を進めるのもおすすめです。

【12月30~31日】おせちを受け取る

おせちは配送の場合、基本的に12月30~31日に届くように手配されます。
冷蔵庫のスペースを確保して、配達時刻に合わせて帰宅できるよう買い出しなどは済ませておきましょう。
冷凍おせちも冷蔵庫に入れておくと24時間ほどで食べやすい食感になるので
食べる日の前日に冷凍庫から冷蔵庫に移すと良いでしょう。
買い込みすぎて冷蔵庫が開かない！？なんてことのないように
事前に準備をしっかりしておきましょう。

【1月1~3日ごろ】おせちを食べる

おせちは基本的に三が日に食べるものだとされています。
食べ終わったあとのお重は、きれいに洗ってしまっておきましょう。
お重を保管しておくと、子どもの運動会のお弁当箱や
自宅で懐石風の料理を振る舞う際のお皿として活用できます。
また、おやつや常備菜の保存容器としても便利です。
その年を祝すもの。祝い事でも重箱を使用してると
心の持ちようもよく縁起物としてもいいですよね。
活用する事で福が舞い込むのであればどんどん活用しましょう。

【FAQ】おせちに関するよくある質問

Q.おせちの予約はいつごろスタートする？

おせちの予約は、9月ごろに開始するのが一般的です。
10月ごろまでに注文するとお得な価格で購入できる
「早割」を行っているECサイトや店舗もあるので、早めの注文がおすすめです。
何事も下調べと情報収集ですね。

Q.おせちに最低限必要な料理は？

祝い肴3品とお餅は、お正月のお祝いに必須の料理だとされています。
そのため、「数の子」「黒豆」「田作り（または、たたきごぼう）」の
3品がおせちに最低限必要な料理だと言えます。
大体の家庭の方がおせち料理の内容をわかっていない方が多い時代かと思います。
無理せず、自分の身の丈に合うものでももちろん構いません。
歴史に乗っかるならばこの形をご利用ください。

Q.おせちをたくさん買っても飽きないか心配

昔はお正月に火や刃物を使わなくて良いように、おせち料理をたくさん用意するのが伝統とされていました。
しかし現代では、人数に合わせて1日で食べ切れる量のおせちを選ぶことで
飽きずに美味しくいただけるでしょう。
また、おせちと一緒に楽しめるローストビーフやすき焼きなどの別添え料理を頼むのもおすすめです。
要するに主要料理以外にもテーブルに並んでも問題はないのです。
時代に合わせたその時の最高の料理でその年のお祝いをしましょう！
歴史を重んじながら時代を楽しんでいくのも「新しいおせち料理」の形として
いいのではないかと、思っております。

まとめ

近年では子どもたちがおせち料理を食べる機会は減っていると聞きます。
実際に体感するのとしないのではかなりの違いがあると思います。
語り継がれる伝統とその意味を含めて次世代へ繋げるのは私たちの役目でもあります。
その上で、色々なおせち料理がある中で我々も楽しみつつその年の祈願を願って
美味しいおせち料理を堪能してはいかがでしょうか？
各記事の間に載っているスポンサーの皆様のページでもおせち料理はあります。
今からでも決して遅くはない祝い事にしっかり向き合ってみてはいかがでしょうか？
皆様のお正月が、いい年になることを祈ってこの記事を終了したいと思います。

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